アーカイブ:【2026年07月27日】の投稿
🍉医学のはなし
私たちが当たり前だと思っている医療は、誰かが「なぜ?」と問い、何度も確かめ、少しずつ積み重ねてきたものです。
このシリーズでは、医学を変えた発見を通して、「医学はどのように進歩してきたのか」を一緒にたどっていきます。
2024年、新しい千円札の肖像が北里柴三郎になりました。
「野口英世なら知っているけれど、北里柴三郎ってどんな人?」
そう思った方も多いのではないでしょうか。
北里柴三郎は、感染症研究の発展に大きく貢献した日本の細菌学者です。
しかし、北里が残した本当に大きな功績は、一つの病気を治したことでも、一つの薬を作ったことでもありません。
「病気の原因を科学的に確かめる」という医学の考え方を前へ進めたこと。
それこそが、今も高く評価されている理由です。
では、病気の原因を「確かめる」とは、どういうことなのでしょうか。
その答えを探るために、130年以上前の医学の世界をのぞいてみましょう。