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  • 咳止めって本当に必要? ~咳だけでは治療は決まりません~

    2026.08.03

    「先生、咳止めをください。」

    診察室でよくいただくご相談です。

    お子さんが咳をすると、早く楽にしてあげたいと思うのは当然のことです。

    でも、小児科医が最初に考えるのは、

    「どの薬を出そうか」

    ではありません。

    まず考えるのは、

    「なぜ咳が出ているのだろう?」

    ということです。

     

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  • 🍉医学のはなし #1(前編) なぜ新千円札は北里柴三郎なの?〜病気の原因は、どうやって確かめるの?〜

    2026.07.27

    🍉医学のはなし

    私たちが当たり前だと思っている医療は、誰かが「なぜ?」と問い、何度も確かめ、少しずつ積み重ねてきたものです。

    このシリーズでは、医学を変えた発見を通して、「医学はどのように進歩してきたのか」を一緒にたどっていきます。

     

    2024年、新しい千円札の肖像が北里柴三郎になりました。

    「野口英世なら知っているけれど、北里柴三郎ってどんな人?」

    そう思った方も多いのではないでしょうか。

    北里柴三郎は、感染症研究の発展に大きく貢献した日本の細菌学者です。

    しかし、北里が残した本当に大きな功績は、一つの病気を治したことでも、一つの薬を作ったことでもありません。

    「病気の原因を科学的に確かめる」という医学の考え方を前へ進めたこと。

    それこそが、今も高く評価されている理由です。

    では、病気の原因を「確かめる」とは、どういうことなのでしょうか。

    その答えを探るために、130年以上前の医学の世界をのぞいてみましょう。

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  • こどもの解熱剤は何℃から使う?~38.5℃を超えたら使うは本当?~

    2026.07.20

    こんにちは、すいかせんせいです🍉

    「38.5℃を超えたら解熱剤を使いましょう。」

    そんな話を聞いたことはありませんか?

    診察室でも、

    「40℃もあるんですが、解熱剤は使った方がいいですか?」
    「38.5℃になったので使いました。」

    というご相談をよくいただきます。

    実は、解熱剤を使うかどうかは、体温計の数字だけでは決まりません。

    今回は、解熱剤を使うタイミングについてお話しします。

     

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  • 感染症のお話② 検査はしなくて大丈夫ですか?

    2026.07.13

    こんにちは、すいかせんせいです🍉

    発熱や咳、鼻水などで受診された際、

    「先生、検査はしなくていいんですか?」

    と聞かれることがあります。

    熱があると、

    「インフルエンザかな?」

    「コロナかな?」

    「何か検査をした方が安心かな?」

    と思われるのは自然なことです。

    今回は、小児科で検査を行うタイミングについてお話ししたいと思います。

     

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  • 感染症のお話① 黄色い鼻水=抗菌薬? 本当にそうでしょうか?

    2026.07.06

    こんにちは、すいかせんせいです🍉

    「先生、鼻水が黄色くなりました。」

    診察室で本当によく聞く言葉です。

    黄色い鼻水を見ると、

    「細菌感染なのかな?」

    「抗菌薬が必要なのでは?」

    と思われる保護者の方も少なくありません。

    でも実は、鼻水の色だけでは抗菌薬が必要かどうかは判断できません。

    今回は、その理由についてお話しします。

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  • アレルギーのお話⑥ ステロイドは怖い薬?

    2026.06.29

    こんにちは、すいかせんせいです🍉

    お子さんの湿疹で受診された際、

    「ステロイドは少し心配で…」

    「できれば使いたくないんです」

    というご相談を受けることがあります。

    インターネットやSNSには様々な情報があり、不安になるお気持ちはよくわかります。

    今回は、湿疹治療でよく使われる「ステロイド外用薬」についてお話ししたいと思います。

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  • アレルギーのお話⑤ 食物アレルギーが心配。症状がないのにアレルギー検査を受けるべき?

    2026.06.15

    外来で、

    「食物アレルギーが心配なので検査をしてください」

    と相談を受けることがあります。

    特に、

    「兄弟にアレルギーがある」
    「まだ食べていない食材が心配」
    「アレルギーがないか調べておきたい」

    というお気持ちはよく分かります。

    最近は少量の血液でたくさんの項目を調べられる検査もあり、以前より気軽にアレルギー検査を受けられるようになりました。

    しかし実は、

    症状がない段階で広く検査を行うことが、必ずしも良い結果につながるとは限りません。

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  • アレルギーのお話④ アレルギー検査が陽性=食べられない?

    2026.06.07

    結論からお伝えすると、

    アレルギー検査が陽性でも、
    必ずしも食べられないわけではありません。

    食物アレルギーの診断では、
    検査結果だけでなく実際に食べた時の様子がとても大切です。

    外来で、

    「血液検査で卵が陽性でした」
    「数値が高かったので、もう食べさせない方が良いですか?」

    と相談を受けることがあります。

    アレルギー検査の結果を見ると、不安になりますよね。

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  • アレルギーのお話③ 卵は遅らせた方が良い?

    2026.05.31

    前回は、皮膚のバリア機能の破綻によって「経皮感作(皮膚からアレルゲンが入り、体が反応を覚えてしまうこと)」が起こり、食物アレルギーや花粉症、気管支喘息などにつながっていく「アレルギーマーチ」についてお話ししました。

    今回は、その中でもよく質問をいただく「食物アレルギーと食事開始時期」についてお話しします。

    少し前までは、

    「アレルギーが心配なら、卵などの食物は遅らせた方が良い」

    という考え方が一般的でした。

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  • アレルギーのお話② 食物アレルギー

    2026.03.21

    前回は「アレルギーマーチ」に関してお話ししましたが、今回はその「アレルギーマーチ」が食物アレルギーにどのように関わっているかを説明します。

    2003年に英国から、ピーナッツアレルギーに関する論文が報告されました。内容を簡単に説明すると、皮膚に湿疹がある方やピーナッツオイルを皮膚に使用していた方は、ピーナッツアレルギーを発症しやすい可能性がある、というものです。これは前回ご説明した「経皮感作(皮膚からアレルゲンが入り、体が反応を覚えてしまうこと)」にあたります。

    (さらに…)

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